ロウリュサウナの極み体験が今治市で実現 – 「307サウナ小屋」リニューアルオープン!

フィンランドは世界中でサウナの本場として知られています。その真髄を日本に再現すべく、「しまなみ温泉 喜助の湯」の『307サウナ小屋』を2023年10月13日にリニューアルしました。今回のリニューアルでは、深いリラクゼーションと洗練されたサウナ体験の提供を目指しています。

サウナの新たな可能性、kSc ‐ kisuke Sauna club-の挑戦

社内のサウナ好きが立ち上げたサウナブランド、kSc -kisuke Sauna club-(以下、kSc)が、日本のサウナ文化の進化を目指し、多岐にわたる取り組みを展開しています。

2023年7月には、kSc代表の田中氏が、フィンランド大使館主催のサウナ研修ツアーに参加しました。このツアーでは、フィンランドのサウナシーンで活躍する建築家・デザイナーを講師に招き、サウナの本場・フィンランドでサウナ作りの本質を学び、多くのサウナ施設を視察しました。

本場フィンランドサウナに深い感銘と感動を受け、同じ体験を全国のサウナ愛好家の皆様にも日本国内で提供するために、研修での学びを具現化するプロジェクトが、「kScフィンランドプロジェクト」です。

その一部として、フィンランドサウナ作りの基本であるロウリュの法則を忠実に再現し、取り入れた『307サウナ小屋』の改修プロジェクトを実施しました。

ロウリュの法則に関して注目すべきポイントは以下の通りです。

1️⃣ サウナ室内の最適な空気循環

*ロウリュで発生した蒸気を均等に循環させるため、給気と換気のバランスを調整。

2️⃣ 新鮮な空気(フレッシュエアー)の供給

*新鮮な空気を室内に送り込むことで、息苦しさを軽減。

3️⃣ サウナストーブと床面の高さ調整

*サウナストーブ本体の頂部と座面を同じ高さにすることで、温度差を感じることなく足元からしっかりと温まります。

4️⃣ 座面から天井までの高さ

*座面から天井までの高さ1,400mmが、ロウリュの効果を最大限引き出します。

5️⃣ サウナ室内の衛生的な環境

*日常的にサウナ室内を水洗いできるように、室内の仕様を変更しました。

細菌やカビの繁殖を防ぎ常に衛生的で安全なサウナ環境を維持します。

5つのポイントを再現しています。

なお、今回の改修を機に、特別な席を1席のみ設けております。

その名も『勇者の椅子』。通常のベンチ席と比べ、もう1段高い位置にあり、ロウリュで発生した蒸気をダイレクトに浴びることができます。高温サウナ好きには特にオススメの1席となっておりますので、ぜひご体験ください。

■フィンランドでサウナ作りを学ぶ ‐Vol1‐

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/archives/6293

■フィンランドでサウナ作りを学ぶ ‐Vol2‐

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/archives/6344

■フィンランドでサウナ作りを学ぶ ‐Vol3 ‐

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/archives/6383

■フィンランドでサウナ作りを学ぶ ‐Vol4 ‐

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/archives/6414

■フィンランドでサウナ作りを学ぶ ‐Vol5 ‐

https://www.kisuke.com/yu-matsuyama/archives/6459

 

愛媛の伝統と技術の融合

新しく導入されたサウナストーブには、従来のものと比べて5倍以上のサウナストーンを搭載することができるようになりました。ロウリュによるサウナストーブの温度の低下が軽減・安定した温度を保つことが可能になります。

使用するサウナストーンには、愛媛県の伝統工芸である菊間瓦を用いた「鬼丸」と「鬼玉」を採用。菊間瓦製サウナストーンの、鬼瓦デザインの「鬼丸」と勾玉模様の「鬼玉」。一般的なサウナストーンには、耐久性がある、輸入品の橄欖(かんらん)石・輝緑岩(きりょくがん)・人工セラミックが使用されますが、菊間瓦製「鬼丸・鬼玉」は同等の耐熱・耐久性はもちろんのこと、10%以上の吸水率があることで、サウナ室内の乾燥を防ぎ、息苦しさを緩和し、アロマの香りも一般的なサウナストーンより長く保てるメリットがあります。

■えひめの伝統工芸大賞2023・工芸品部門で優秀賞を受賞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000110610.html

 

サウナ好きの「kSc」メンバーだからこそ作れる魅力的なサウナ

「日本一、サウナーを応援する施設」を目指す――

この理念をもとに、当社のサウナ好きメンバーが立ち上がり、2021年4月に結成されたのが「kSc-Kisuke Sauna Club」です。

「サウナの魅力や楽しさを世の中に広めたい!」という熱い思いを持つ3人で始動しました。

1.サウナ情報・魅力の発信、

2.快適なサウナ環境の整備、

3.地域への貢献

という3本柱を原則として、特色あるサウナ開発とエンターテイメントを意識した独自のイベントを展開しています。

kScは、サウナ文化のさらなる普及と発展を目的としています。

「日本一 サウナーを応援する」というスローガンのもと、サウナの開発だけでなく、オリジナルのサウナグッズやサ飯の開発も積極的に行っています。

サウナ愛好家のライフスタイルを豊かにするための新しい提案を今後も続けていきます。

 

『307サウナ小屋』のリニューアルは、サウナの新しい体験を実現します。

愛媛県今治市の「しまなみ温泉 喜助の湯」は、新しいサウナ体験の聖地として、これからも多くのサウナファンに愛される施設を目指します。

今後もサウナ文化の発展と、サウナを愛するすべての人々のための取り組みを続けてまいります。